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栄養部より『食べることは生きること』

2017.09.22コラム

栄養部では『食べることは生きること』を理念とし、お一人お一人の『食べること』を通しての支援を他の職種のスタッフとともにチームを組んで取り組んでおります。

 

当施設ではこの取り組みをいち早く開始し、入所者様の栄養改善の成果が高く評価され、平成18年には大臣表彰をいただくことができました。特に『体重や水分の管理』は高齢者にとって重要であり、当施設では最も力を入れております。通常のお食事がのどを通らない方でもお好みの栄養補助食品を食事に組み合わせることでその方に合った栄養量が確保でき、元気にお過ごしいただくことができます。「最近○○様の髪の毛の生え際が黒くなってこられた。」というスタッフ間の会話をよく耳にすることがあります。

 

改善しにくい褥瘡(床ずれ)も栄養量を見直すことで改善することもできます。お口から食べることをあきらめた方でも、形ある食べ物が食べられるまでになられた方もおられます。お手洗いが近くなるという理由から水分を拒まれる方も多く、当施設では医師からの水分制限のない方に対して体重を元にした飲水目標量を定め、お茶以外にも様々な飲み物や経口補水液をゼリーとしてこまめに水分を提供し、脱水防止に努めております。

 

また、お食事からの楽しみを得ていただきたく、行事食の充実と日々の食材や味付け等にも専門分野での力を発揮した厨房スタッフによるお食事提供がなされております。

 

今後もこのような様々な取り組みは『お口から食事をおいしく食べてリハビリをして元気で長生きができる』をモットーに、多職種と連携をとりながら日々努力して参りたいと思います。

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